証券CFDの特徴3

証券(しょうけん)CFDの特徴(とくちょう)のひとつとして、スワップ金利(きんり)がもらえる点(てん)も挙げ(あげ)られます。スワップ金利(きんり)とは、国(くに)の異なる(ことなる)2種類(しゅるい)の通貨(つうか)を売買(ばいばい)する際(さい)に生じる(しょうじる)金利差(きんりさ)の事(こと)です。たとえば、1ニュージーランド(豪(ごう))ドル=100円(えん)の時(とき)に100万円(まんえん)で1万(まん)豪ドル(ごうどる)買っ(かっ)たとしましょう。日本円(にほんえん)の金利(きんり)は0.5%、豪ドル(ごうどる)の金利(きんり)が7%だとします。1万(まん)豪ドル(ごうどる)は日本円(にほんえん)で100万(まん)円(えん)ですが、もし日本円(にほんえん)をそのまま100万円(まんえん)持っ(もっ)ている場合(ばあい)、100万円(まんえん)×0.5%=5000円(えん)となり、年間(ねんかん)5000円(えん)が金利(きんり)となります。一方(いっぽう)、豪ドル(ごうどる)を買っ(かっ)た場合(ばあい)、1万(まん)豪ドル(ごうどる)×7%=1万(まん)700豪ドル(ごうどる)となります。もし一年後(ねんご)もそのまま1豪ドル(ごうどる)=100円(えん)だった場合(ばあい)、1万(まん)700豪ドル(ごうどる)には107万(まん)円(えん)の価値(かち)があります。よって、6万(まん)5千円(せんえん)お得(おとく)な訳(わけ)です。この金利差(きんりさ)6万(まん)5千円(せんえん)が、スワップ金利(きんり)という事(こと)になります。このスワップ金利(きんり)は毎日(まいにち)支給(しきゅう)され、もしずーっと一年間(いちねんかん)1豪ドル(ごうどる)=100円(えん)だったとすると、6万(まん)5千円(せんえん)÷365=178円(えん)が毎日(まいにち)支給(しきゅう)される訳(わけ)です。このインカムゲインは、FXをここまで有名(ゆうめい)にした要因(よういん)として知ら(しら)れています。そんなスワップ金利(きんり)が、証券(しょうけん)CFDでももらえるのです。つまり、海外(かいがい)の株(かぶ)や証券(しょうけん)を購入(こうにゅう)するときには、金利(きんり)の高い(たかい)国(くに)のお金(おかね)を円(えん)で買い(かい)、そのお金(おかね)で取引(とりひき)すれば、金利(きんり)の差額(さがく)がもらえるということです。このスワップ金利(きんり)は、相場(そうば)が弱気(よわき)の場合(ばあい)に力(ちから)を発揮(はっき)します。金利(きんり)は相場(そうば)が弱っ(よわっ)てもめったな事(こと)では変動(へんどう)しないからです。空売り(からうり)できる事(こと)も含め(ふくめ)、証券(しょうけん)CFDは弱気(よわき)相場(そうば)に強い(つよい)金融(きんゆう)商品(しょうひん)といえます。

証券CFD

証券CFDの特徴のひとつとして、スワップ金利がもらえる点も挙げられます。

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